私は、今まで趣味や習い事をするために何かに参加したりするなどはとても苦手なので、バイクを購入してからも、一人でずっとソロツーリングをしていました。
それでも、『ジモティー』のバイク仲間募集に応募するきっかけとなったことを書いていきたいと思います。
和歌山県までソロツーリング
バイクで遠出をするといっても、スピードを出すことが怖いため、高速は乗れず、いつも下道を走って何処かに行っていました。そのため、日帰りとなるとツーリング範囲も限られていて、近くの和歌山県や奈良県などに行くことが多かったです。
昨年の秋頃にも、一人でのんびり和歌山県の有田方面に行き、帰りは龍神温泉から高野山へと抜けて行こうと考えていました。
14時頃に龍神温泉に着いた時には、道路は濡れていましたが雨は降っていない状態。また雨が降る前に帰ろうと思い、高野山方面へ向かって行ったところ、辺り一面がだんだん霧になり、前方方向も霧だらけで全然見えない状態になってきました。
霧の中、前が見えにくく運転するのも怖くて、ずっと2速で走行・・・、ゆっくりゆっくり山道を走っていく・・・。
また、服も厚着ではなかったので寒くて寒くて、足がガクガクと震えながら運転をしていました。
周りに車やバイクで走っている人は誰もいないし、携帯の充電も無くなっていたので、とても不安になり怖くなってきました。
低速で走っているため、進める距離は少しずつ・・・何キロも何キロも走ります・・・
この道で間違っていないだろうか、夜になってしまったらどうしよう、このままバイクが止まってしまって遭難したらどうしようと、考えることは悪い事ばかり・・・。怖くて怖くて仕方がありませんでした。
1台の車が停まってくれた
ずっと怖くて緊張感がある中、何十キロと走ったところで、休憩所を発見!!
休憩所を過ぎる所で発見したため、Uターンが必要でした。坂道で怖いですが、一旦バイクのエンジンを切り、バイクを押しながら休憩所へ向かっていました。
丁度その時、車が停まり、男性の人が降りてきて『大丈夫?』と。
もう私は、今までの不安や心細さから、人に会えたことにホッとして・・・もう半分泣きながら、携帯の充電が無いこと、道がわからないことなどを聞いたと思います。
とても親切な男性で、道を間違えていないことを教えていただき、地図もくださいました。男性にお礼を告げ、また走り出します。
道を間違えていない事を聞いた安心感から、そこから気持ちが全然違います。
途中、私のバイクを、手を挙げて追い抜いていくバイクを見た時には、余計に安心したことを覚えています。
もう薄暗くなってきた山道をずっと走っていて、コンビニを見つけた時には、本当に安心をしました。
携帯の充電器と温かい飲み物を買って、少し休憩。コーヒーがとても美味しかったです。
そこからは携帯ナビを付け、家に向かって帰って行きました。
家に着いた時は、寒すぎて体が硬直していたため、シャワーのお湯をしばらく浴びて・・・長い長い1日が、ようやく終わりました。
トラウマになっていた
このツーリング後に、また一人で奈良のカフェへ行こうとしたんですが、途中で山道ルートが出てきた時に、とても怖い恐怖感と抵抗感があったので、その時は引き返して帰ってきました。
自分自身、あの山道での不安感がトラウマのようになっていた事にとてもビックリしました。
バイクへ乗ることには問題ないんですが、山道が怖い、何処にも行けなくなる、でも私の身近でバイクに乗っている人は誰もいないので、頼れる人もいない・・・。
そこで、地域で探せる『ジモティー』で『バイク仲間募集』を検索してみます。たくさんの募集がありましたが、人見知りということもあり、なかなか応募することが出来ませんでした。
バイクでは、遠出をすることもなくなり、軽く走りに行くぐらいが続いています。
YouTubeで女子ツーリングを見ると、楽しそうだなと羨ましく思う。走りながらのインカム会話って面白そう、やっぱりバイク仲間が欲しいなぁと考える。
でも、人見知りだし、緊張するし、仲良くなれるか心配・・・。
でも、女子同士でバイクの仕様やファッションなどを教えて貰えたらいいだろうなと考える。
一人では行動範囲も決まってしまっているので、やっぱりバイク仲間が欲しい。
色々考えた末、自分に無理があったら辞めればいいし、楽しかったら続けてみればいいし。
意を決して応募し、これがツーリング部へ入部するきっかけとなりました。
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